（前編）腰痛の原因と対処方法を解説！

2024年5月2日 2024年4月30日

bdpnumazu

こんにちは！
ボディデザインプランニング沼津店です。

今回より、腰痛について2回に分けてご紹介します。

日本人の3割の人は感じているという腰痛について、痛み方の特徴から治療や改善の考え方についてお伝え致します。

腰痛の種類
何故腰痛になるのか？
腰痛改善の考え方
腰痛のお悩みを改善したい方は

腰痛の種類

まず、腰痛の種類についてご紹介します！

腰痛には、

・筋肉に痛みが生じる筋筋膜性腰痛
・下肢へのしびれなども伴う椎間板ヘルニア
・腰にある関節面での負担によって生じる椎間関節の痛みにより生じる腰痛
・臀筋などを通過する神経の圧迫などにより生じる坐骨神経痛
・成長期のスポーツ活動によって、腰椎に疲労骨折が起こり生じる腰椎すべり症

などなど、腰痛には今あげている他にも多くの症状が生じるタイプの腰痛が多くあります。

なぜ、腰痛が生じるのでしょうか？

それでは、なぜ、腰痛が発生してしまうのでしょうか。

ここでは、腰痛が生じる原因を前屈と伸展（体を曲げる動作と伸ばす動作）によって出る痛みによって考えられる原因について取り上げていきます。

但し、これはあくまでかなりシンプルに考えた場合になりますので全てに当てはまる事ではない事はご理解ください。

1回目の今回は前屈によって生じる腰痛について考えていきます。

▼前屈（体を曲げる動作）によって生じる腰痛について
前屈の際の動きには、大きなポイントとして以下の3つの動作があります

①重心が後方に移動する
②骨盤が前傾（前に傾く）する
③脊椎（背骨の骨）がキレイに曲がっている

この3つの動作のポイントが機能しない事で、腰には大きな負担が起きやすくなります。

屈曲型腰痛改善の考え方

屈曲型腰痛を改善するためには、以下の3つのポイントが重要です。

骨盤前傾（前に傾く）の邪魔をする緊張した筋肉を緩める
骨盤の前傾を身に付ける
脊椎（背骨の骨）がキレイに曲がる動作を獲得する

まずは、骨盤前傾の邪魔をする筋肉を緩めるストレッチ方法をご紹介します。
骨盤前傾を邪魔をする筋肉はこの2つです。

・もも後ろの筋肉（ハムストリング）
・お尻の筋肉（大臀筋）

各ストレッチ共に、それぞれの筋肉に伸びを感じたら呼吸を止めずに２０秒ほどキープしましょう♪

次にコチラのエクササイズをご紹介します！
・骨盤前傾を促すエクササイズ
・脊椎がキレイに曲がる動きを身に付ける為のエクササイズ

骨盤前傾エクササイズ＆背骨を綺麗に曲げるエクササイズ

※腰に痛みが出る際には控えてください

骨盤前後傾エクササイズ

① 椅子に浅く座ります
② 骨盤を後ろに倒して、背中も丸めます
③ 後ろに倒した骨盤を前に倒します。背中も骨盤に合わせて伸ばします。
④ ゆっくりと行い、呼吸を合わせながら実施します。

ドッグ＆キャット

① 四つん這い姿勢を作ります。この時、肩の真下に手を股関節の真下に膝が来るようにしましょう。
② 骨盤から丸め、背骨を一つ一つ丸める様にして背中を丸めていきます。
③次に骨盤から背骨を一つ一つ反らすようにして、背中を伸ばしていきます。
※動作中、肘が曲がらない事。踵が天井にしっかりと向いている事を注意しましょう！